ハローワーク大町の管内概況

管内の概況

(1)地勢・交通
 管内は、富山、新潟県に隣接する長野県北西部に位置し、大町市と北安曇郡の池田町、松川村、白馬村、小谷村の1市1町3村からなる。西には「日本の尾根」と呼ばれる2,000m~3,000m級の北アルプス連峰の高山が連なり、東には比較的平坦な山並みを配し、この間にはさまれた盆地である。
 気候は、海抜700~725mにも達するため、夏は冷涼でさわやか、冬は寒く、北部では降雪が多い。管内は広く、東西24km、南北59km、総面積1,102.5k平方メートルに及び、長野県全体の8.1%を占めている。
 交通は、管内中央部をJR大糸線と国道147号・148号が走り、また、1998年長野冬季オリンピック開催にあわせ、長野自動車道豊科インター~大町・白馬間、及び白馬・長野間の道路が整備されている。

(2)観 光
 中部山岳国立公園を中心に、風光明媚な自然に恵まれた観光地である。黒部ダムを主とした立山黒部アルペンルート、葛温泉からの引湯による大町温泉郷や古くから薬効で知られる小谷温泉など数多くの温泉が観光客を楽しませている。
 さらに、木崎湖・中綱湖・青木湖の仁科三湖が北アルプスを水面に映し、冬季は国際的スキー場である白馬八方根スキー場をはじめとした15ヶ所のスキー場や東洋一のロックフィルダムといわれる高瀬川ダムがある。

(3)人口と労働市場の特色
 大北地域は、日本海側の糸魚川方面と松本方面を旧道千国街道(塩の道)が結び、経済交通網の要所として宿場町が形成され、農林業、養蚕業、商業等によって栄えてきた。        
 大正末期に黒部川の豊富な水を利用した電力の開発が行われ、昭和初期になって昭和電工大町工場(アルミニウム製造)及び東洋紡大町工場(綿糸製造)の2大工場が大町市に進出し、大北地域の雇用の確保が図られた。しかし昭和48年のオイルショック、60年秋以降の急激な円高などから昭和電工大町工場の事業縮小合理化等があり、雇用力は低下した。さらに平成3年のバブル景気崩壊による観光産業の落ち込みと併せて、平成11年12月の東洋紡大町工場の全面撤退がさらに追い討ちをかける形となり、大北地域の産業の活性化を阻害する大きな要因となった。
 一方、昭和初期からの大規模電源開発及び治山・治水などの公共工事、最近では冬季オリンピックの開催などによって地域発展の原動力になっていた土木・建設工事も、公共事業の減少等により雇用吸収カを減退させている。
 また、隣接する安曇野地域等への就職者も多く、当地域における企業誘致や若年者を主体とする労働力確保対策は重要な課題となっている。工場撤退等による跡地の利用及び空き店舗の多くなっている商店街の活性化のため、大町市では企業誘致を含めた産業振興策の実施、またI・Uターン者などの受け入れ等の人材確保対策も実施しているが、さらに効果的な事業展開が求められている。

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